スタッフブログ

先生と言う言葉の穿き違え

先生と言う言葉の穿き違え

2月と3月のおやじの小言が遅くなってしまいました…

3月もアップしますので、

ぜひ読んでください。

2月

2月は毎日寒かった。

広島県北部の現場は「寒い」じゃなく「痛い」。連日-10℃くらいです。

井上陽水の氷の世界(吹雪 吹雪 氷の世界♪)これが分る人は大体の年齢が分りますが(笑)

 

ところで「先生」と聞いて何を思われますか?

教員・医師・議員・弁護士・設計士。また困った時だけの先生、揶揄しての先生、など色々ありますが、

職業としての先生は教員・医師くらいじゃないでしょうか。

議員・弁護士・設計士は後付けの先生で、本人の誤解が多いと思います。

まあ悪く言ったら揶揄されての先生。

それを誤解して

「自分は人より上なんだ」「自分の言う事は正しく従うべき」

こんな風に誤解する先生が多いように思います。

領収書偽造や2階の窓から小便したとか…呆れた先生が多い。

設計事務所をやっている同級生。昔は謙虚にやっていたが、

廻りから「先生」と呼ばれるようになり、建設組合の役員にもなり、最近随分と傲慢になった。

「自分の考えは組織でも認められている。自分の提案は皆が受け入れる。」

先生と呼ばれるようになってからのぼせ上ったことを言うようになった。

上から目線で言われると話す気にもならない。

先生を目指しての先生も人の子。たまには問題起きますが、職業としての「先生」です。

残念だが彼とはこれまでか…

 

私も打合せで設計士を「先生」と呼ぶことあります。あくまでも社交儀礼。

私でも木工教室をしたら子供達に「先生」とよばれます。

悪い気はしませんが、私は大工です。先生ではありません。

ですが最近は大工以外の事が多くあまり現場にも出られなくなり、口だけの大工になりつつある?

少し離れて見ると今まで見えなかった事が分る様な気がします。

山尾

山尾工務店 広島 木の家 珊瑚の漆喰 自然素材 大工と共につくる家づくり